東京都江東区の産婦人科東京メトロ東西線「木場駅」近く

分娩・出産入院

01 分娩について

当院では、妊婦健診から出産、産後までを一貫してサポートしています。妊娠中の体調管理はもちろん、出産に向けた準備や産後の生活まで、安心してご相談いただける体制を整えています。

分娩予約について

当院で分娩をご希望の方は、妊娠16週までを目安に分娩予約をご検討ください。分娩枠には限りがあるため、時期によってはご希望に添えない場合があります。

里帰り出産をご希望の方へ

里帰り出産をご希望の方は、遅くとも妊娠34週までに帰省のうえ、その後は当院で妊婦健診をお受けください。安全にお産を迎えるため、妊娠経過の情報共有と継続的な確認を大切にしています。

ご予約金について

分娩予約時に、ご予約金として20万円を事前にお預かりしています。
自己都合によりキャンセルされる場合は、キャンセル手続き料2万円を差し引いた18万円をご返金いたします。
なお、妊娠34週0日以降のキャンセルは、ご返金ができません。キャンセルをご希望の場合は、できるだけお早めにご連絡ください。

無痛分娩をご希望の方へ

無痛分娩をご希望の方は、妊娠30週までを目安にご相談ください。お体の状況や分娩の進み方により、当日の対応が変わる場合がありますので、事前に流れをご説明します。

立ち会い出産について

ご家族の立ち会い出産が可能です。母児の安全を最優先に運用しているため、院内の状況や医療上の判断により、付き添いを控えていただく場合があります。あらかじめご了承ください。

分娩時の付き添いを希望される場合は、妊娠36週頃に行う後期問診の際に、付き添い予定の方を事前に申告してください。迷っている場合や、付き添い者の選び方で悩む場合も、遠慮なくご相談ください。

付き添いが可能な方

付き添いを許可できるのは、1名のみです。分娩進行中に産婦さんを直接サポートできる方に限ります。

  • ご主人さま/パートナー
  • 親族など、産婦さんの直接的なサポートを行う方

産前産後クラスについて

妊娠期間を快適に過ごし、安心して出産に臨めるよう、産前産後クラスを設けています。初めての方はもちろん、久しぶりの出産の方にも役立つ内容です。ぜひご参加ください。

臍帯血の長期保存について

当院は長期臍帯血保存機関であるステムセル研究所と提携しています。ご希望の方は、受診時にお気軽にご相談ください。

02 様々な分娩方法

1.自然分娩

自然分娩は、特別な処置を行わず、陣痛が始まるのを待ってお産を進める方法です。お母さんが本来持っている「産む力」と、赤ちゃんが生まれてくる力が発揮できるよう、助産師が中心となってサポートします。

お産の進み方には個人差があり、想定どおりにいかないことも少なくありません。「思ったより早かった」「想像以上に時間がかかった」という声もよく聞かれます。だからこそ当院では、進み具合を丁寧に確認しながら、そのときの状況に合わせたケアをご提供しています。

陣痛の痛みに向き合うとき、呼吸を整えること、楽な姿勢を見つけること、そして「もうすぐ会える」という気持ちを忘れないことが、お産を乗り越える力になります。助産師が呼吸法や体位のサポートを行いながら、お母さんのそばに寄り添います。不安なことやつらいことがあれば、どうか遠慮なく声をかけてください。

出産後の入院期間の目安

経過が順調な場合、産後4日程度が入院期間の目安です。入院中は、授乳や赤ちゃんのお世話の方法など、退院後の生活に向けたサポートも行っています。

予定日を過ぎた場合について

予定日が過ぎても、お母さんと赤ちゃんの状態が安定していれば、状況を確認しながら待機できることがあります。「まだかな」と不安になるお気持ちはよく分かりますが、赤ちゃんが生まれてくるタイミングには個人差があります。経過を見ながら一緒に待ちましょう。一方で、医学的な理由により分娩の進め方を調整する必要がある場合は、医師の判断のもと適切な対応を行います。

2.帝王切開術による分娩

前回が帝王切開であった場合、骨盤位、子宮筋腫の手術後など、自然分娩が難しいと判断される場合は、予定帝王切開をご案内します。
また、自然分娩の途中であっても、お母さんと赤ちゃんの安全を最優先に、緊急帝王切開が必要になることがあります。いずれの場合も、状況と理由をできる限り分かりやすく説明します。

術後の痛みについて

術後は硬膜外麻酔などを用い、痛みをできるだけ抑えながら回復をサポートします。入院期間の目安は、経過が順調な場合で術後8日程度です。

3.無痛分娩

無痛分娩とは、主に硬膜外麻酔(背中に細い管を通して局所麻酔薬を注入)を用いて、陣痛の痛みを和らげながらお産をする方法です。当院は東京都無痛分娩助成事業の対象施設に認定されました。詳細は別ページを御覧下さい。

夜間・休日の対応について

当院は自然の陣痛や破水、出血があっても24時間対応致します。夜間や休日に陣痛が始まった場合でも安全安心快適な分娩を目指しています。対応の可否や受け入れ体制については、妊娠健診の際にご案内します。

03 出産について

出産が近づくと、楽しみな気持ちと同じくらい、不安になるのは自然なことです。初めての経験ならなおさら、体の変化や痛みのこと、病院へ連絡するタイミングなど、分からないことが増えて「こわい」と感じる日があっても不思議ではありません。

ただ、あらかじめ流れを知っておくと、いざという時に迷いが減り、落ち着いて行動しやすくなります。当院では、入院のタイミングから分娩、産後までの流れを分かりやすくご案内しています。

安心して出産に臨めるように、当院でのお産の流れを事前に確認しておきましょう。気になることがあれば、健診時にいつでもご相談ください。

STEP.1 出産のサイン

37週(妊娠10ヶ月)を過ぎると、赤ちゃんがいつ生まれてきてもよい時期に入ります。出産が近づくと、体に少しずつ変化が出てくることがあります。あわてずに過ごせるよう、入院の準備を整え、無理のない範囲で体を動かしながら、お産と育児に向けた心と体の準備をしていきましょう。
なお、一般的に37週より前は早産、37週以降は正期産といいます。

出産が近いサインとして見られやすい変化

出産のサインには個人差があります。必ずしもすべてが起こるわけではなく、順番も人によって異なります。

  • 尿が近くなる・残尿感が出ることがある
  • おりものが増える
  • 赤ちゃんが下がってきた感じがして、胃のあたりが楽になる
  • おしるしが見られる
  • 子宮の収縮により、生理痛のような痛みやお腹の張りを感じることがある(前駆陣痛)

おしるしとは

出産が近づくと、卵膜がはがれやすくなり、子宮口付近から少量の出血が起こることがあります。その血液が粘液と混ざって出てくるものを、おしるしと呼びます。
色はピンク色、赤、褐色などさまざまで、おりものに血が混じったように見える場合もあれば、トイレで拭いたときに少し付く程度の場合もあります。

おしるしは、体がお産の準備を始めているサインのひとつです。多くの場合は慌てる必要はありません。清潔なナプキンを当てて様子を見ましょう。
一度きりのこともあれば、赤ちゃんが生まれるまで少量が続くこともあります。

※おしるしよりも量が多い出血や、鮮血が続く場合、強い腹痛を伴う場合は、念のため早めにご連絡ください。

前駆陣痛とは

妊娠10ヶ月に入る頃から、これまでよりお腹が張りやすくなることがあります。特に夜間に張りを感じて眠りにくい日が増える方もいます。
痛みや張りが不規則で、しばらくすると弱まったり、遠のいたり、休むと楽になるようであれば、前駆陣痛の可能性があります。前駆陣痛は、お産に向けて子宮が準備を始める過程で起こるもので、いわば陣痛の前段階のようなものです。

前駆陣痛のときの過ごし方

深呼吸をして体の力を抜き、できるだけ普段どおりに過ごしましょう。温かくして休む、姿勢を変える、軽く歩くなどで楽になることもあります。
一方で、痛みが規則的になってくる、だんだん強くなる、間隔が短くなる場合は陣痛の可能性があります。気になるときは我慢せず、早めにご相談ください。

STEP.2 入院の目安と受診のタイミング

妊婦健診の際に、そのまま入院が決まる場合もあります。健診日以外でも、下記のような兆候があらわれたときは、まず当院へお電話でご連絡ください。状況を伺い、受診や入院のタイミングをご案内します。

  • 初産婦の方
    規則的な陣痛が10分間隔になってきたときはご連絡ください。破水が疑われる場合は、陣痛の有無にかかわらず入院の対象となります。
  • 経産婦の方
    規則的な陣痛が15分間隔になってきたときはご連絡ください。経産婦の方は進みが早いことがあるため、早めの連絡をおすすめします。
  • 破水したとき
    陣痛がなくても、ぬるま湯のようなものが流れる感じがしたら破水の可能性があります。少量でも続く場合がありますので、自己判断せずにご連絡ください。

陣痛とは

陣痛は、規則的なお腹の張りに伴って起こる痛みのことです。始まり方には個人差がありますが、張りと痛みが一定の間隔で繰り返されるのが特徴です。
最初は張っている時間が10〜15秒ほどと短く、しばらくすると楽になりますが、次第に張る時間が長くなり、痛みも強くなっていきます。痛みの場所は下腹部だけでなく、腰の痛みとして強く感じることもあります。腰の痛みは上の方から始まり、徐々に下の方へ移るように感じる場合があります。

破水とは

破水は、赤ちゃんを包む膜が破れて羊水が流れ出る状態です。羊水はぬるま湯のようにさらさらしていることが多く、水風船が割れたように一度に多く出る場合もあれば、動いたときにだらだらと少しずつ出る場合もあります。
尿もれとの区別がつきにくいこともあるため、迷ったときはご連絡ください。多く流れる場合は、大きめのナプキンや清潔なタオルを当ててお越しください。

様子を見ずに連絡してほしい症状

次のような症状があるときは、陣痛間隔に関係なく、すぐに当院へご連絡ください。

  • 出血が多い
    生理2日目のように量が多く、だらだら流れる
  • 赤ちゃんの動きを感じない
    1時間以上、動きを感じない
  • 強い痛みが続く
    お腹の一部分がずっと痛い
  • お腹の張りが強く続く
    お腹が柔らかくならず、石のように硬い状態が続く

STEP.3 電話連絡

入院や受診のご相談は、原則として妊婦さんご本人からお電話ください。症状の強さや変化、赤ちゃんの様子などを正確に伺い、来院のタイミングをご案内します。

お電話の際に確認する内容

  • お名前
  • 診察券番号
  • 現在の状況(陣痛の間隔、破水の有無、出血の有無、痛みの程度など)
  • 和痛分娩の希望の有無
  • 出産予定日
  • 出産回数(初産/経産)
  • 病院までの所要時間(電話終了から到着までの目安)
  • 連絡がつく電話番号

電話番号:03-3630-0303

STEP.4 医院へ

診療時間中

ご来院されたら、外来受付へお越しください。受付でお名前をお伝えいただき、スタッフの案内に従ってください。

診療時間外・夜間

診療時間外や夜間は正面玄関を施錠していますので、夜間入口にあるインターホンを押してください。ナースステーションで確認後、解錠します。
しばらく待っても扉が開かない場合は、待たずにお電話でお知らせください。

STEP.5 入院~分娩

入院後は、まず内診で子宮口の開き具合などを確認し、モニターを装着して陣痛の強さや赤ちゃんの様子を継続して確認します。必要に応じて、分娩の進み方に合わせたケアやご案内を行います。

まだ痛みに余裕があるうちは、シャワーや足浴で体を温めたり、体勢を変えたりして、できるだけ楽に過ごしましょう。院内での歩行や、無理のない範囲での軽い運動をおすすめすることもあります。体調や状況によって適切な過ごし方は変わりますので、つらいときは我慢せずにスタッフへお声がけください。

痛みが強くなり、お産が近づいてきたら分娩室へ移動します。横向き、四つん這い、座った姿勢など、楽に感じる姿勢を一緒に探していきます。呼吸を整えることや、こまめな水分補給も大切です。

立ち会いの方がいらっしゃる場合は、腰をさする、声をかける、水分補給を手伝うなど、そばでのサポートをお願いします。助産師も、呼吸や姿勢の工夫、腰をさするケアなどを行いながら、お産が進みやすいように寄り添ってサポートします。

お産は、お母さんと赤ちゃんが一緒に進めていく時間です。私たちもそばで支えますので、分からないことや不安なことがあれば、その都度遠慮なくお知らせください。

当院では、出産に向けた不安や疑問を解消していただけるよう、マタニティークラスを開催しています。お産の流れや呼吸法、入院の準備など、実際に役立つ内容を助産師がていねいにお伝えします。「聞いておいてよかった」と思っていただけるような時間にしていますので、ぜひご活用ください。パートナーと一緒にご参加いただけます。

04 出産入院

お部屋について

入院用個室は、一般個室と特別室があります。いずれも母子同室が可能です。

面会・同伴について

上のお子さまの面会、または同伴での入院は、お部屋のみ可能です。ラウンジや新生児室への入室はご遠慮ください。
面会時間は毎日13:00〜17:00となっており、ご家族の方のみご面会いただけます。発熱・咳などの症状がある場合や体調不良の場合は、ご遠慮ください。

院内でのお願い

マスクの着用をお願いします。
院内は禁酒・禁煙です。

貴重品・食料品の持ち込みについて

貴重品の持ち込みはお断りしています。必要最小限のお荷物でご来院ください。
衛生管理のため食料品の持ち込みもご遠慮ください。

赤ちゃんの衣類・おむつについて

赤ちゃんの入院中の衣類やおむつ類は、当院でご用意しています。退院時に着て帰る肌着やベビードレス、おむつなどはご準備ください。

バースプランについて

バースプランは、35週頃までを目安に作成をお願いします。外来受診時にご相談ください。

入院の準備

  • 入院時の持ち物
  • ひざ丈の前開きパジャマ
  • 産褥用ショーツ 1〜2枚
  • ティッシュペーパー
  • スリッパ
  • 洗面用具・コップ
  • ガーゼのハンカチ 3〜5枚程度
  • タオル・バスタオル(シャワー用)
  • 母子健康手帳
  • ベルトまたはさらし(戌の日に巻く腹帯)
  • 当院でもご用意があります
  • ペットボトルの飲み物 数本
  • ストローがあると便利です
  • 入院誓約書
  • 新生児聴覚検査受診票
  • NSTモニターのベルト
  • 2本1セット。37週の外来受診時にお渡しします
  • 退院時に着せて帰る赤ちゃんの洋服・肌着

病院に準備してあるもの

  • シャンプー
  • リンス
  • ボディソープ
  • ドライヤー(共用)
  • 電気ポット
  • 赤ちゃんの粉ミルク
  • 赤ちゃんの紙おむつ・おしりふき
  • 分娩着
  • お産セット
  • ナプキン(L)5枚、(M)20枚、(S)40枚
  • 産褥ショーツ 2枚