子宮頸部異形成レーザー治療・円錐切除
子宮がんはいまや若い方がかかるがんで、30歳過ぎぐらいに発症のピークがあります。
20歳を過ぎると前がん病変(まだがんではありません)が出現してくることもあり、それが5年から10年の時間をかけてがんになっていきます。
最初は症状がありませんので、定期的な検診がとても大切です。
子宮頸がんのほとんどの原因はHPVというウイルス感染です。
このウイルス感染を予防するワクチンがありそれを接種することで多くのがんが防げます。年に一回の子宮がん検診とワクチン接種がとても重要です。
検診の結果、細胞の異常が見つかることもあります。
段階的に適切な検査を行うことによって正確な診断が得られます。
HPV検査、コルポスコピー下に行う組織診によって、現状を正確に把握します。そして、状況に応じて、経過観察でよいものからレーザー蒸散術、円錐切除などを選択していきます。