赤ちゃんとの出会いと母性愛

サライ
「どんな赤ちゃんが生まれるのか、ドキドキ、ワクワクします」

先生
「妊娠して40週近く一緒だった赤ちゃん。どんなに可愛いでしょう。
赤ちゃんとの出会いが待ち遠しいですね。
赤ちゃんもきっと、ママに会うのが待ち切れないでいると思いますよ」

サライ
「ママになるのがうれしいです」

先生
「よかったですね。赤ちゃんは生まれてすぐに、
誰に教えられたわけでもないのに、ママのおっぱいに吸いつきます。
ママもそれに応えて母乳をあげて、赤ちゃんへの思いがわき上がります。
それが母性愛です。
 母性愛は、赤ちゃんが育つのになくてはならないママの愛情です」

サライ
「女性にはみんな母性愛があるのですか?」

先生
「私はそう思います。女性は女性特有のホルモンに休も心も左右されています。
女性は妊娠するとホルモンの分泌が大きく変化します。
それで妊娠期間中、体の中で胎児をはぐくむように、
心の中で母性愛を育てるのではないでしょうか。

 赤ちゃんはおとなしく眠ってばかりいるわけではありません。
現実の子育ては厳しいもの。母性愛があるから、ママは産後の育児に振り回されながらも、
赤ちゃんを慈しむことができるのだと思います」