女性とホルモン
赤ちゃんのときは、染色体や性器上の外見は女でも、からだつきなどは男の子も女の子もたいして変わりありませんね。
そして、思春期が近づいてくると、胸がふくらんできたりして、からだの線もどことなくやさしくなってきます。
なぜでしょう。これは、女性のからだの中でホルモンが分泌されはじめたからです。
ホルモンというのは、このように男性と女性のからだの違いをつくると同時に、からだの成長を助けたり、
新陳体謝を促します。また、妊娠や出産、授乳という機能、そして更年期の変調と、女性としての変化に、
大きな役割をになっています。
人間の一生の間に、スプーン2、3杯ぐらいの量しか出ないといわれるホルモン。
実は生命を維持し、ここちよい生活をするための、そして女性が女性として美しく輝き続けるための、いわば潤滑油なのです。