2大陰唇

恥丘の下から肛門のすぐ近くまでの割れ目の、左右のふっくらした皮膚のヒダを大陰唇といいます。
これは男性の陰嚢に相当します。

成熟児で生まれた赤ちゃんなら、生まれたてからみることができます。
とても脂肪が多いため、ヒダになっています。

 大陰唇は尿道口や腟の入り口をやわらかくおおって保護します。成熟女性では大陰唇まで陰毛がはえています。
生まれたての赤ちゃんの大陰唇はピンクないし黄白色ですが、この部分は色素細胞の分布が多いため、
年齢とともに色素沈着が強くなり、褐色がかってきます。
また、汗腺や皮脂腺もあるので、特有のにおいがすることもあります。

更年期になり、ホルモンが出てこなくなると皮下脂肪が少なくなって、しだいに萎縮していきます。