12バルトリン腺

バルトリンという人がこの腺の存在を発見したので、その名にちなんでバルトリン腺といいます。

 処女膜の基底部外側に左右から開口するぶどう状の分泌腺で、思春期ごろより発達して、
成熟女性では性的な興奮で薄い乳白色の粘液を分泌します。

 普通は外からみても、手で触れてもその存在はわかりにくいのですが、
細菌がこの開口部分から侵入すると炎症を起こし、2倍も3倍もはれ上がって痛みます。